「すね毛が薄い」のはぜいたくな悩み?少しでも濃くする・生やす方法はある?

「すね毛が薄い」のはぜいたくな悩み?少しでも濃くする・生やす方法はある?

当サイトには、髭が薄いのが悩みという方もよく訪問されるのですが、似たような悩みで「すね毛が薄い」とお悩みの方から、すね毛を濃くする方法、あるいは、少しでも生やす方法はないのかとお問い合わせをいただくことがあります。

髭と同じく、濃い髭やすね毛に悩む人は世の中に多く、そういった方向けのネット記事は豊富にあります。反面、薄くて悩む人は絶対的に少なく、情報もほとんど見当たらないのが実状です。

今回は、そんな薄いすね毛にお悩みの方に、すね毛が薄い原因、すね毛を濃くする方法、など、少しでも役に立つような情報をお届けします。

(前提として)女性は薄いすね毛をどう思っているのか?

女性は薄いすね毛をどう思っているの?

本題に入る前に、すね毛の薄い男性のことを女性はどう思っているのでしょうか?

男性の方は、毛が濃いことは「男らしさ」の証明のように感じ、すね毛が薄いことは「アウト」と考えていることが多いのですが、女性の方は、意外に感じられるかもしれませんが、すね毛が濃いことを評価しているわけではなく、むしろ薄いすね毛のほうに好感を持っているのです。

以前、パナソニックのメンズグルーミングで、男性の体毛についての調査が行われましたが、「スネ毛が濃い男性をどう思うか?」という質問に、女性の65%が「嫌い」と回答しています。

すねは普段見えにくいところでもあり、他の部位に比べると「嫌い」と回答した人の割合は低いですが、それでもかなりの割合で嫌悪感を示していることがわかります。

また、7割以上の女性が、脱毛したほうが、「清潔だから」「かっこいい」と、男性のムダ毛処理を好意的にとらえていることもわかります。

企業のリリース情報を見ても、こういったアンケートは数多くあり、いずれも体毛の濃い男性よりも薄い男性の方が好感度が高いようです。

脱毛関連の企業がアンケートを行っているケースが大半ですので、多少のバイアスもかかっているかもしれませんが、それでも傾向は概ね同様です。

「すね毛が薄い」という悩みに関して、もし、「すね毛が薄くてカッコ悪い」「ツルツルだと恥ずかしい」「女性にもてない」ということが理由であるならば、そうは思っていない女性が多いということは念頭に置いていても良いと思います。

男性も脱毛サロンを利用して、すね毛の処理をしている方も増えてきました。近所にもメンズ向けの脱毛サロンも増えており、事実として濃い体毛をなんとかしたいというニーズが多いことは間違いないようです。

すね毛が薄い原因は?濃い・薄いはどう決まる?

原因① 遺伝によるもの

遺伝が髭の薄い原因に

体毛の濃い・薄いは、遺伝も関係しています。子供は父親と母親の遺伝子を受け継ぎ、両方の性質を持って生まれてきます。

男子は父親から男性ホルモンの性質を受け継ぐ割合が高いため、父親の男性ホルモンの分泌量が多いと子供にも多さが遺伝しやすくなります。そのため父親の体毛が濃いと、生まれてくる子供の体毛も濃くなってくることが多くなります。

原因② 男性ホルモン分泌量

男性ホルモン分泌量の少なさが髭の薄い原因

男性ホルモンの分泌量は遺伝によっても大きく決定付けされますが、後天的にも分泌量は変化してきます。

すね毛は髭と同じく男性ホルモンの影響を受けて生えてくる「性毛」のひとつで、この男性ホルモンの分泌量が多い人ほどすね毛がしっかりと濃く生えやすくなります。

男性ホルモンは「男性らしさ」を促すホルモンです。体内で分泌される「テストステロン」値を計測することによってその多い少ないを知る事ができます。

男性ホルモンは、骨や筋肉の形成、皮脂の分泌、血液の生成などに機能します。この男性ホルモンが多く分泌している人は性毛も濃い傾向にあります。すなわちすね毛も濃く生えることになります。

すね毛を少しでも濃くする方法

筋トレで男性ホルモンの分泌量を増やす

筋トレをする

男性ホルモンの分泌量と体毛の濃さが相関しているのであれば、男性ホルモンの分泌量を増やすことがすね毛を濃くする早道と言えます。

健康的に男性ホルモンの分泌量を増やすのであれば「筋トレ」が一番です。すね毛だけでなく、見た目も男性らしさがアップさせられます。

身体を鍛えてマッチョになれば、すね毛の薄さも気にならなくなるかもしれませんよ。

ただし、健康や男性ホルモンの分泌を考えれば「筋トレ」が一番だと思いますが、継続するのはなかなか困難です。

すね毛を濃くするというだけではモチベーションを維持するのは難しく、トレーニング自体を楽しむ気持ちが必要かもしれません。

食事方法を見直してみる

食事を見直す

当たり前の話ですが、体は食べたもの・飲んだものから作られています。

男性ホルモンを増やすためにも毎日の食事は重要です。

中でも積極的に摂りたいのが「タンパク質」です。良質なタンパク質を多く含む食事を摂取することで、男性ホルモンを強化することができます。

おすすめの食材は、牛肉・豚肉・鶏肉・魚類・卵・牛乳などタンパク質を多く含むもの。ニンニクやネギ類、ネバネバ食材なども男性ホルモンを増やす効果があります。

食生活の乱れがすね毛を増やす?

ネットの情報を見ていると、ムダ毛を増やしてしまう行動として「乱れた食生活」をあげている記事も見つかります。食生活が乱れることでホルモンバランスが崩れ、その結果ムダ毛が増えてしまうというものです。

逆に考えると、食生活を乱れさせれば、すね毛を増やすことができるのかと思う方もおられるかもしれませんが、この方法はおすすめしません。

食生活の乱れは健康にとって決して良いことではありません。肥満の元になったり、不健康から肌荒れや抜け毛など、マイナス面は数多くあります。当然ですが、健康あっての「すね毛」です。

食生活は正しく守りながら、必要な栄養素をしっかり摂取していくことが重要です。

サプリメントでテストステロンを増強

サプリメントを摂取する

男性ホルモン(テストステロン)を補強するのであればサプリメントも有効です。

亜鉛

亜鉛は、細胞分裂にかかわる必須ミネラルの一つで、タンパク質の合成に重要な役割を果たしています。

ホルモンの合成や分泌にかかわり、体の細胞の活動、抗酸化作用、などさまざまな働きをしています。

亜鉛は食事でも摂取できるのですが、加熱によって大幅に成分が減少してしまう性質があり、ほとんどの日本人男性の摂取量が不足していると言われています。

ビタミンD

ビタミンDは、カルシウムの吸収に深く関わり、骨の成長のほか、免疫力を高める役割を果たしています。

また男性ホルモンをサポートして筋力アップにも役立つことが分かっています。

ビタミンDも亜鉛と同じく摂取量は不足しがちです。ビタミンDは太陽光を浴びることによって自分の体内で生成することもできますが、紫外線の悪影響も一緒に受けてしまうリスクもあります。

育毛剤を使う

ミクロゲンパスタ

頭髪用の育毛剤はたくさんありますが、すね毛用の育毛剤は見当たりません。

国産製品で、頭髪以外に使えるほぼ唯一の育毛剤と言ってよいのが、啓芳堂製薬から販売されている「ミクロゲン・パスタ」です。

二種のテストステロン(男性ホルモン)を主成分としたクリームタイプの育毛剤です。

効能を見ると「男女両性の無毛症、貧毛症(顔面、胸部、四肢、腋下、恥部の発毛促進と育毛)」となっており、すね毛にも使うことができます。

通販でも購入できますが、医薬品のため、メール等で薬剤師の確認が必要になります。



「すね毛が薄い」のはぜいたくな悩み?少しでも濃くする・生やす方法はある?