肌質に合っていない化粧水選んでない?男性用化粧水の選び方と効果的な使い方

最近は男性もスキンケアをする方が増えてきました。
メンズコスメや男性用のスキンケアなどもたくさん販売されるようになっています。

男性の肌は、女性に比べ皮脂の分泌量が多いにもかかわらず、肌の水分量が少ないという特徴があり、男性もスキンケアが不可欠です。

肌を乾燥から守り、潤いを与えて保湿することによって肌の調子を整えてくれる化粧水。

しかし、化粧水であれば何を使ってもいいわけではありません。
今回は、それぞれの肌質に合った化粧水の選び方と効果的な使い方を詳しくご紹介します。

肌質別化粧水の選び方

男性が化粧水を選ぶにあたって大切なのは、自分の肌質に合った化粧水を選ぶことです。

肌質に合っていない化粧水を選んでしまうと、肌に効果がないだけではなく、肌トラブルの原因にもなります。

自分の肌質を知って、肌の悩みなどに合った成分が配合されているものを選ぶようにしましょう。

●乾燥肌男性

肌の皮脂量と水分量が少なくカサつきやすい方は、肌が乾燥して肌のバリア機能が低下しています。肌を乾燥から守り、潤いを与えてくれる下記の成分が配合されている高保湿タイプの化粧水を選ぶようにしましょう。

高保湿化粧水の主な配合成分
  • セラミド…肌を外部刺激から守る重要な働きをします
  • ヒアルロン酸…1gで水6リットル分の保水力を持ち肌の弾力と潤いを保つ働きをします

●オイリー肌(脂性肌)男性

肌の皮脂量と水分量が多いため、ベタつきやテカりが気になりやすく、ニキビや吹き出物などができすい肌質です。

オイリー肌の方は、皮脂の量が過剰に分泌されているため、皮脂の分泌を抑えて毛穴や肌を引き締める効果があるビタミンC誘導体などが配合された収れん化粧水を選ぶとよいでしょう。

収れん化粧水の主な配合成分
  • ビタミンC誘導体…皮脂分泌を抑え、毛穴や肌を引き締める
  • アルコール…毛穴や肌を引き締める
  • 有機酸…古い角質を除去し、肌を引き締める

●混合肌男性

おでこや鼻はテカっているのに、目元や口元などは乾燥するという肌質に差がある混合肌の方は、セラミドやヒアルロン酸が配合されている高保湿化粧水を選び、目元や口元など特に乾燥する部分には乳液やクリームを重ね付けしてケアしましょう。

高保湿化粧水の主な配合成分
  • セラミド…肌を外部刺激から守る重要な働きをします
  • ヒアルロン酸…1gで水6リットル分の保水力を持ち肌の弾力と潤いを保つ働きをします

●敏感肌男性

敏感肌は、肌が本来持っている刺激に対する耐性が、バランスを崩していたり、うまく働きにくくなっている状態です。

敏感肌の原因は、主にアトピーやアレルギー性の体質、ストレスを溜めるなどの内的要因と、季節の変わり目の気温や気候の変化や肌に合わない化粧品の使用どによる外的要因が合わさって起こります。

普通の肌質の方よりも少しのことでも反応しやすいため、エタノールやパラベンなど、肌にとって刺激となる添加物が入っていないものを選ぶことが必須です。その上で、コラーゲンやセラミドなどの保湿成分が配合された化粧水を選びましょう。

市販の化粧水を選ぶのが心配な方は、かかりつけの病院などでお勧めの化粧水を教えてもらうと良いでしょう。

肌質別に選ぶ以外に注意したいポイント


男性が化粧水を選ぶ際は、自分の肌質に合った化粧水を選ぶことが大切ですが、それ以外にも注意したいポイントが2つあります。

それは「肌に刺激となる成分が入っていないか」、また「継続して使い続けられる価格であるか」という2点です。

添加物が入っていない化粧水を選ぶ

肌への安全性を考慮して香料や着色料、防腐剤などの添加物が入っていないものを選びましょう。

化粧品は微生物が繁殖しやすいため、菌が入って品質が落ちるのを防いだり、長く使用できるようにするためパラベンなどの防腐剤を配合している商品も多いですが、肌にとって刺激となります。

敏感肌の方はもちろんのこと、肌にトラブルを抱えていない方でもできるだけ肌に負担となる成分が入っているものは避けましょう。

自分の肌質に合った化粧水でかつ無添加のものを選び、開封した化粧水は早めに使い切るようにしましょう。

継続して続けられる価格の化粧水を選ぶ

化粧水は数日使っただけでは効果が現れるものではなく、肌のターンオーバーの関係で、効果を実感するためには2週間から長くて3ヶ月ほどかかります。

またその後も継続して使っていくものなので、無理なく継続して使い続けることのできる価格帯のものを選ぶことが重要になってきます。

化粧水の効果的な使い方


いろいろなことに共通して言えますが、何事も最大限に効果を得るためには適したタイミングがあります。

化粧水の効果を得るためには、洗顔後やお風呂上りに使用するのがおすすめです。

洗顔後やお風呂上りは、水分や油分が失われている状態で肌が特に乾燥しています。乾燥した肌に化粧水で保湿してあげることで肌に潤いが戻ってきます。

この際に気をつけたいのが、清潔な手でなるべく時間をあけることなく化粧水をつけるようにしましょう。手のひらに化粧水を出し、肌に浸み込ませるイメージでおさえつけるようにして顔全体に優しくなじませます。

またつける量も商品に記載されている目安量を参考に、けちらずにたっぷりと使いましょう。特にカサつきが気になる部分や乾燥が気になる部分には、化粧水を重ねづけしましょう。

化粧水と併せて乳液を使うことで保湿効果がより高まります。

オールインワン化粧水のすすめ


肌質別の化粧水の選び方をご紹介しましたが、いずれの肌質の方であっても肌にとっての大敵は乾燥で、乾燥を防ぐカギは保湿です。

しかし、肌への保湿に重要な役割を果たす化粧水ですが、実は化粧水だけを使っていても効果は限定的です。化粧水は肌表面の角質層にのみ浸透するだけで、残念ながら肌の奥である真皮までは浸透することはありません。

それでは化粧水を使う意味がないと思われるかもしれませんが、化粧水には保湿のほか、肌の調子を整えるという重要な役割があります。肌の調子が整うことで角質層のキメが整い、乳液や美容液などの浸透率がアップすることで保湿に繋がります。

そのため、化粧水の後は乳液や美容液の併用が必須となってくるのですが、あれもこれもお手入れをするのはとても面倒ですし、当然ながらコストもかかってきます。

そこでおすすめが『オールインワン化粧水』です。

オールインワン化粧水とは、「オールインワンジェル」や「オールインワン美容液」などと各メーカーによって呼び名は違いますが、化粧水や乳液、美容液やクリームなどの成分を一緒に配合した商品で、化粧水の後に乳液や美容液などを別に付ける必要がなく1本でケアが完結する経済的にも時短にも優れた商品です。

男性の肌は女性の肌に比べて皮脂量が多く水分量が少ないので、男性の肌にこそ水分補給が必要です。ひげ剃り後の乾燥対策にもオールインワン化粧水で保湿を欠かさないようにしましょう。

おすすめのオールインワン化粧水

ZIGEN オールインワンフェイスジェル
男性向けにヒト型セラミドが配合された化粧品は少ないですが、その数少ない中でもおすすめなのが「ZIGEN」というフェイスジェルです。

ZIGENには、保湿効果の高いヒト型セラミドが3種類、加えてヒアルロン酸やコラーゲンといった保湿成分が豊富に配合されており、これでもかと男性の肌の潤いにこだわった化粧品です。

オールインワンタイプで、化粧水・美容液・乳液・クリームの4つの役割が一つで完結しますので、時間や手間をかけなくてもしっかりスキンケアができます。

また意外に見落としなのが、化粧品をつけるときの肌への刺激です。化粧水・美容液・乳液・クリーム、それぞれ顔に塗る場合は、その都度肌をこすることになります。1日や2日では大した差でありませんが、毎日続けていけばやはり肌への負担には大きな差が出てきます。

肌へ負担をかけないことはスキンケアの大原則でもあります。オールインワンタイプにすることで肌の刺激が軽減できます。

商品名ZIGEN オールインワンフェイスジェル
タイプオールインワンジェル
内容量100g(約2ヶ月分)
添加物香料・アルコール・オイル・パラベン、全て無添加
価格3,990円

ZIGEN オールインワンフェイスジェルの詳細

フェイスジェル

さいごに

肌を乾燥から守り、潤いを与えて保湿することによって肌の調子を整えてくれる化粧水。

スキンケアは見た目の問題というだけではなく、肌の健康面からも重要です。

男性が化粧水を選ぶ際のポイント
  • 自分の肌質に合ったものを選ぶ
  • 肌に優しい無添加タイプを選ぶ
  • 続けやすい価格のものを選ぶ

しかし、保湿のために化粧水だけを使っていても肌の奥に届くことなく、肌表面で蒸発するため効果は限定的です。

そこでおすすめなのが、ご紹介したオールインワン化粧水です。オールインワン化粧水であれば、あれこれと買い揃える必要もなく、出勤前の忙しい時間帯でもその1本で簡単にケアができます。お風呂上りや洗顔後にしっかりと保湿をして肌の健康を維持しましょう。




メンズオールインワンジェルの水分量を実測した結果は?

スキンケアを面倒に感じる男性に強い味方【オールインワンジェル】。

オールインワンジェルなら、化粧水・乳液・美容液・クリームなどいくつもの化粧品を使い分けなくても、一つで全て済ますことができます。

とは言えオールインワンジェルの商品も数が増えてきて、何を基準にどの商品を選べば良いか迷うメンズも多いはず。

今回は数あるメンズ向けオールインワンジェルを実際に使ってみて、スキンチェッカーによる水分量や使用感、肌への刺激、コストなど8項目で分かりやすく比較してみました。