顔がべたつく。日中テカリが気になってしまう。女性よりも顔の脂分が多い男性ならこんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
脂でべたついた肌は女性から敬遠されます。
また、30代は加齢臭がそろそろ気になるお年頃。そんな年齢で日中顔がベタベタしてテカっていたら「不潔」「おじさんっぽい」、職場の女性陣からもそんなレッテルを貼られてしまいます。
まだまだ仕事も恋も現役の30代。
顔のテカリでそんな不名誉なレッテルを張られたくないですよね。
では、いったいべたついたおじさん肌にならないためにはどのような対策があるのでしょうか。
以下、3つのスキンケアを紹介します。ぜひ参考にして、べたついたおじさん肌にならないようにしてください。
ゴシゴシはNG!洗顔はやさしく丁寧に
脂ぎった肌、特に夏、日中汗でテカってしまった肌の洗顔はしっかりしたいと思いがちです。
もちろん、しっかりと洗顔することは大切です。男性はどうしても「しっかりと洗顔」というとゴシゴシ力を入れて洗顔する方が多い傾向にあります。
ゴシゴシ洗顔すれば、その時はさっぱりした気分を味わえます。しかし、ゴシゴシと力をいれて洗いすぎると、必要な油分までそぎ落としてしまうことになります。
顔には一定量の皮脂が必要です。テカり防止として油をすべて根こそぎ落としてしまうと、逆に皮膚は「皮脂が足りない」と認識してしまいます。
その結果、必要以上に皮脂が分泌されることになり、洗っているはずなのにべたつきがひどくなる、そういう現象が起きてしまいます。
顔を洗う時は、洗顔料をしっかりと泡立てて、泡で洗うようにやさしく丁寧に洗ってください。
また、水だけで洗顔している人は、洗顔料を使用してください。水だけではどうしても日中溜まってしまった肌の汚れや皮脂が取り切れないからです。
その状態で翌日を迎えれば、前日の汚れと皮脂がまざり、いっそうテカリ肌になってしまいます。
男性も洗顔後には化粧水とクリームを
男性は洗顔後にそのまま何も顔につけずにいる方が多いのではないでしょうか。
少し気にしている人でも、せいぜい化粧水やローションだけを塗って終わり、そんな方がほとんどでしょう。
しかし、男性も女性と同じように、洗顔→化粧水→乳液の工程をしっかりと守ってほしいものです。
「脂ぎった肌に乳液なんか塗ったら今以上にべたべたするんじゃないの?」そんな疑問が聞こえてきそうです。
必要以上に顔に皮脂がでてベタベタする原因の一つとして「皮脂不足」が挙げられます。これは、肌本来の力で、足りない油分を補おうとしてしまうのです。
洗顔をすれば、肌の皮脂は落ちます。そこへ化粧水を塗り、しっかりと水分補給、その後、適量の乳液を塗ることで、肌の油分量が正常に保たれ、余分な皮脂がでなくなります。
化粧水やローションのみを使用している方は、乾燥するのに顔がテカる、そんな状態ではないでしょうか。最近は男性用化粧品の種類も豊富ですので、ぜひ一度試してみてください。
毎日の食生活を見直し、すべすべのお肌へ
毎日、食事はどうしていますか?
残業続きで外食、コンビニ弁当など続いていないでしょうか。
30代の男性はまだまだ高カロリーな食事が大好きな年代。油っこい唐揚げ、とんかつ、焼き肉など。そんな食事を続けていれば、当然お肌はテカってしまいます。
何も揚げ物が禁止、という訳ではありません。控えるのではなく、食事にきちんと野菜を取り入れるようにしましょう。
体は食事から摂取する栄養で作られていて、当然肌も同じです。肌の状態も食事に直結しています。野菜に含まれるビタミンは肌を良い状態に保つのに役立ちます。野菜を一品増やすだけでも、顔のテカリ予防に効果的です。
もし自炊が難しいのでしたら、コンビニでサラダをプラスする、外食では小鉢を一品追加する、など対策してみましょう。野菜を積極的に取り肌状態を体の内部から改善すれば、余分な皮脂の分泌の予防につながります。