いつの間にか増えてしまう白髪。ロマンスグレーといえば、かっこいいものですが、それも様になるのは50代も過ぎた頃でしょうか?
まだ、働き盛りとも言える30代、40代の男性にしてみると、まだ若々しく元気な印象に見せたいと思う人もいるのではないかと思います。
そんな30代、40代の男性のために、白髪を何で染めるのが正解か?ということを紹介してみたいと思います。
白髪を染めるといっても、いろんな方法があるのをご存知でしょうか?
白髪染めをするには、ヘアカラー、ヘアマニキュア、ヘアカラートリートメントの三つの方法があります。それぞれのメリットとデメリットを踏まえて、自分にあった染め方を見つけてくださいね。
目次
ヘアカラーで染めよう
ヘアカラーは、三つの方法の中で最も白髪をきちんと染めることのできる方法です。白髪がなぜ生えてくるのかといえば、髪の毛の色となるメラニン色素を生成するメラノサイトの機能が低下してメラニン色素が作られないからです。
ヘアカラーは髪の毛の表面を覆っているキューティクルを開いて、色の元となる染料を髪に入れることで、髪に色をつけます。白髪ではない髪の毛に関しては、薬剤によって先に元の色を脱色させることで白髪と一緒に同じ色に染めることができます。
白髪が多めの人、表面の目立つところに白髪が多い人にオススメの方法です。
ヘアカラーのメリット
- 白髪が黒髪と一緒のトーンでしっかり染まる
- 染めた色が1ヶ月から2ヶ月くらい色持ちする
- 染めた後に服や枕に色移りしない
ヘアカラーのデメリット
- 髪の毛や頭皮を傷めやすい
- トーンの暗い色を入れると色が抜けにくい
- アレルギー反応を起こすリスクがある
ヘアマニキュアで染めよう
ヘアマニキュアは、この名前からもわかる様に髪の表面をカラーでコーティングする方法です。
ヘアカラーの様に白髪ではない黒髪のメラニン色素を脱色する性質はありません。黒髪も白髪も同様にキューティクルの上に髪の表面に色をつけます。
ヘアカラーのようにきつい薬剤を使っていないため、髪や頭皮にダメージを与えることなく白髪を染めることができます。
白髪が少ない人や表面にあまり目立たない人にオススメの方法です。
ヘアマニキュアのメリット
- 髪や頭皮へのダメージが少ない
- 色が強くつき過ぎないので自然な感じで染められる
ヘアマニキュアのデメリット
- 一度ではきれいに染まらず徐々に染まってくる
- 黒髪を他のカラーに染めることができない
- 1~2週間程度で色落ちしてくる
ヘアカラートリートメントで染めよう
ヘアカラートリートメントは、どちらかといえばヘアマニキュアに似た方法で、ヘアマニキュアとの違いは、普段の洗髪時のシャンプー後のトリートメントと同じ様に使用することで髪を染めて行きます。
商品にもよって違いはありますが、基本的には一回で染めるのではなく、二回、三回と連続で使用することで髪が染まります。
白髪の量に関わらず常に髪を黒くしておきたい人や傷んだ髪を補修しながら髪を染めたい人にオススメの方法です。
ヘアカラートリートメントのメリット
- 髪や頭皮に優しく、使う度に髪にツヤが出る
- 直に手で触っても色がつかない
- 濡れた髪にも使える
ヘアカラートリートメントのデメリット
- 一度ではきれいに染めらず徐々に染まってくる
- 黒髪を他のカラーに染めることができない
- 1~2週間程度で色落ちしてくる
男性が白髪染めを選ぶポイント
白髪を染める三つの方法があり、それぞれのメリットとデメリットがわかりました。そのことを踏まえて、もう一つ、男性だからこその白髪染めを選ぶポイントをチェックしておきましょう。
面倒がかからない
男性の場合、短髪の人が多いので基本的には女性より白髪を染めるのは簡単ではあるのですが、そこは普段お化粧をしたりする女性とは違うので、同じ手間でも男性の方が面倒に感じてしまう人が多い様です。
そこで、男性が白髪を染める場合はできるだけ手間のかからない方法がオススメです。
ヘアカラーの場合、事前にパッチテストや液体を用意したり、顔や首などに色がつかない様になど何かと事前準備が多くなります。ヘアマニキュアも一度肌に着くとなかなか落ちにくいので注意が必要です。
ヘアカラーに比べれば白髪染めの頻度は高まってしまいますが、ヘアカラートリートメントであれば、シャンプーのあとのコンディショナー代わりに使うことができますので、一番面倒は少ないでしょう。
髪や頭皮にダメージを与えない
白髪染めは白髪の量や生えてくるスピードによっては、短期間で何度も髪を染めなくてはならない場合もあります。
その場合、強い薬剤だと髪や頭皮にダメージを与えてしまう原因となります。男性は女性に比べて、薄毛になりやすいということもあって、できるだけ頭皮や髪に負担をかけない方法を選択するといいでしょう。
白髪を染めようと思ったら、まずは自分の白髪の状態をチェックし、白髪染めの方法から最も適した方法を選択し、また男性ならではの選ぶポイントも考えて最終的に自分にあった白髪染め方法を選ぶ様にしましょう。