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ポーラグローイングショットはよく染まる?染まらない?
スキンケアブランドのポーラから販売されているカラートリートメントタイプの白髪染め「ポーラ グローイングショット カラートリートメント」。
シャンプー後のリンスやコンディショナーに替えて使うだけで、髪のダメージを補修しながら白髪染めも同時にできる1品2役のカラートリートメントです。
スキンケアブランドだけにトリートメント効果は期待できますが、肝心の白髪を染める機能はどうなのでしょうか。
成分表をみると、配合されている染料は塩基性青99、HC赤3、HC黄2、HC青2の4種類。塩基性染料とHC染料はカラートリートメントに一般的に使われている染料で、分子サイズの異なる2つの染料で安定的に白髪を染める仕組みです。
ポーラ白髪染めグローイングショットはよく染まる?染まらない?しっかり調べてみました。
ポーラグローイングショットの実際の染まり方
実際の白髪の染まり方がよく分かるように、人工的に髪の毛を脱色した人毛サンプルを使ってポーラグローイングショットを実際に染めてみます。
使ったカラーはブラックです。
ポーラ白髪染めの1回目の染まり方
1回目の染まり方です。5分放置して洗い流してからドライヤーで乾かした状態です。
部分的な染め残りは出ていませんが、放置時間が短めだったこともあり色のつき方は弱く全体的にはまだ薄めです。
塩基性の青、HC染料の青が配合されており、やや強めに青みが発色しています。
ポーラ白髪染めの2回目の染まり方
2回目の染まり方です。1週間後に染め直しました。
1回目は放置時間短めで染まりが弱かったので2回目は放置時間10分にしてみました。
1回目に比べて色味は強く出てきました。
ポーラ白髪染めの3回目の染まり方
3回目の染まり方です。前回から1週間後に染め直しました。
放置時間10分。
かなり色がついてきました。やはり青みは強いですが、しっかりと黒く発色しています。
色味はマットで、なかなか良い感じの染まり具合です。これだけ染まれば普通に使いやすいです。
同じペースで4回目・5回目も染めてみましたが、これ以上は染まりは変わらず。
自然光に当ててみたところ
自然光に当ててみたほうが自然な発色に見えます。
白髪も自然な感じで染まり、地毛が黒系であれば違和感のない髪色になります。
ただし、赤系の色味が少ないので、ブラウン強めの髪色の方であれば、ダークブラウンを使った方が良いかもしれません。
ポーラ vs 利尻ヘアカラー ブラックの染め比べ
同じブラックでもカラートリートメントによって色味や発色は違っています。
ポーラグローイングショットと有名どころの利尻ヘアカラートリートメントのブラックカラーで染まり具合を比較してみました。
左がポーラグローイングショット、右が利尻ヘアカラートリートメント。
並べてみるとかなり違いがあることが分かります。
ポーラグローイングショットは少し青の発色が強く、利尻ヘアカラートリートメントは少し赤の発色が強く出ています。
どちらもきれいな色合いですが、同じブラックでも違いがあるので、地毛に近い色合いを選ぶと違和感が出にくく馴染みが良いです。