みなさんは自分の髪の毛に悩みはありますか?
歳を重ねるにつれてハリがなくなり髪の毛の数も減っていくように感じることもあるかと思います。
仕事をしていると自分の時間が少なくなり、髪の毛のケアに時間がかけられないのではないでしょうか。薄毛治療をしたいがそんな時間もお金もないという方は少なくないはずです。
30代や40代はまだまだ若い元気な世代です。見た目にも気を使いハツラツとした毎日を送りたいものです。そのためにはやはり髪の毛の悩みを解消したいですよね。
そんな方のために今回は髪にいいとされる昆布やワカメなどの海藻類の効果についてご紹介したいと思います。
海藻類は髪の毛にいいの?
昆布やワカメを食べると髪の毛が増えると聞いたことのある方も多いはずです。
はたしてこの噂は本当なのでしょうか。
結論からいえば『本当』です。
海藻類に含まれる成分で「ミネラル」というものがあります。この成分はタンパク質の合成を助ける働きを持っています。髪の毛の主な成分はタンパク質であるため発毛を促進させるというわけです。
さらにワカメや昆布に多く含まれている「ヨウ素」という成分にも発毛を促進させる効果があります。この成分は甲状腺の活動を活発にさせます。甲状腺がよく活動するようになると代謝が上がります。代謝が上がれば髪の毛が成長しやすくなるということです。
しかしこの2つの成分だけを摂っていても効果はありません。
キーワードは「タンパク質」です。髪の主成分であるタンパク質を摂った上で海藻類を食べると発毛に対する成分バランスは良いはずです。
海藻類と相性のいい食品は?
では次に海藻類と相性のいい食品をみてみましょう。
海藻類であげられる食品としてはひじきがあります。ひじきといえば大豆と一緒に食べられるのが主流です。大豆には植物性タンパク質が含まれており、タンパク質は髪の元となります。そのためとても相性が良いのです。
また寒い季節となりますとワカメ入りの卵スープもおすすめです。卵には動物性のタンパク質が含まれているためこれまた相性ぴったりです。寒い日の朝にはワカメ入りの卵スープを飲んで心身をあっためると共に髪の毛にも元気を与えましょう。
またご飯のお供としてもよく食べる塩昆布であれば手軽に海藻を摂ることができます。朝ごはんで鮭をおかずにして食べるとタンパク質も摂取できます。
毎日の食事に少し気を使うだけで髪の毛に良い食生活を送ることができます。
海藻類を食べるだけではいけないということ
海藻類とタンパク質が摂取できていたとしても発毛を必ず実感できるわけではありません。
なぜなら、どれだけ良い成分を摂取していたとしても頭皮の状態が良くないと髪の毛は生えてくることができません。
そのため日頃から頭皮を清潔に保つことが大切です。食事などの中身からのケアも大切にしながら、外側からのケアも忘れず行うようにしましょう。
また海藻や肉には亜鉛が含まれており摂取しすぎると亜鉛中毒という症状に見舞われ、発熱や嘔吐などを引き起こします。海藻類にはいい成分が多いですが、サプリメントなどと併せて摂取している場合など、過剰摂取になっていないかよく注意しましょう。どんな体にいいものでも摂りすぎると体に害ということです。
さいごに
海藻類には髪の毛に良い成分が含まれています。海藻類を日頃の食事に少しプラスするだけでも発毛に対する意識が高まるのではないでしょうか。
また海藻類だけではなく野菜などのビタミンもとり、バランスの良い食事をすることを心がけましょう。発毛を実感していただき、毎日の生活を気持ちよく送れることを願っています。