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花王リライズ白髪染め
リライズReriseは、花王から販売されている白髪染めです。
リライズの一番の特徴は、髪を黒くする「メラニンの元」の着色成分「ジヒドロキシインドール」を使って染めること。
一般的な白髪染めは、化学反応で髪に染料を浸透させたり、髪表面に染料を付着させて髪を染めますが、リライズはメラニンの元成分を髪に戻すことで髪を黒く染める仕組みです。
染まりはゆっくりとしており、髪に色が入るまで数回の使用が必要ですが、髪のキューティクルに負担をかけずに染めることができます。
一旦髪に色が入れば染め直しは週に1回。放置時間も5分ほどなので忙しい男性でもお風呂やシャワーのついでに手軽に染められます。
ボトル1本でショートヘアなら約4回分。サーバーヘッドの付いていない詰め替えボトルなら約5回分使うことができます。
「花王の白髪染めリライズ」について、まずは基本情報から見ていきましょう。
タイプ | ヘアマニキュア |
容量 | 155g |
匂い | 淡い匂いあり |
染め時間 | 5分 |
カラー | 2色(リ・ブラック (自然な黒さ)、グレーアレンジ (自然なグレー)) |
価格 | 参考価格2,916円 |
初回価格 | 参考価格2,916円 |
花王リライズ白髪染めの主成分
特徴成分
花王リライズ白髪染めの染料
ジヒドロキシインドールは、清酒製造の麹菌の発酵技術を利用することで、キューティクルの中でメラニン(黒髪色素)となり発色させる花王独自の仕組みです。
髪や頭皮にダメージを与える酸化染料や発がん性物質を含むタール染料などは含まれていません。
同封されているもの
同封品はシンプル。サーバー付きボトル、ビニール手袋×2、使用説明書が同封されています。
花王リライズ白髪染めを実際に使ってみた感想
カラーはリ・ブラック(ふんわり仕上げ)を使いました。
クリームはベージュ色。一般的なカラートリートメントと同じくらいかやや硬めのテクスチャです。手にのせても垂れてくることなく、手で広げやすく塗りやすい固さです。
無香性とありますが、手に広げると生臭いような表現しにくい淡い匂いがしています。髪に塗ってしまえば気にならず、洗い流した後は匂いも残りませんでした。
染料を使っていないためか、洗い流すときのお湯にもほとんど色がついておらず周りにもカラーが飛び散ることがありません。
染まり具合ですが、1回目では全くと言っていいほど髪色に変化はありませんでした。1回目とは言えここまで染まらないのは珍しいくらいです。
3日連続で3回ほど使うと髪に色が入りはじめ少しずつ白髪が目立たなくなってきました。
5回染めるとかなり色濃く染まっています。ちょっと黒すぎるくらいです。
ふんわり仕上げですが、あんまりふんわり感は感じられず。ヘアカラートリートメントのようなトリートメント感はありませんでした。
- シャンプーの後、水が垂れない程度に水気を切ります
- 手袋をして、リライズをピンポン玉大ほど手に出します
- 白髪の根元部分から髪全体に伸ばします
- 数回繰り返して髪全体に馴染ませたら5分ほど放置します
- お湯でシャワーをして色水が出なくなるまでしっかりすすぎます
- タオルで水気をとり、ドライヤーで乾かします
花王リライズ白髪染めを使ってみて良かったところ
最初は染まりませんが、5回ほど使うとかなり黒く染まりました。
レバーを押すだけでクリームが出る使いやすさもポイントが高いです。
花王リライズ白髪染めのちょっと残念なところ
5回目の途中でボトルが空になったので、1回当たりにすると費用は約600円。詰め替えボトルを使っても1回500円はちょっと負担が大きいです。
しっかり染まる反面、カラーは真っ黒なので、髪色が明るい人には使いにくく使う人を選びます。
アルコールやPGなど一般に刺激成分と言われる成分が配合されているので、肌の弱い方は注意が必要かもしれません。
花王リライズ白髪染めはこんな方におすすめしたい白髪染め
- 市販の白髪染めで手軽に髪を染めたい方
- 短時間でよく染まる白髪染めを使いたい方
- 次世代型の白髪染めを試してみたい方
週に1回染め直すとして、使う量にもよりますが、5~6週間に1本くらいのペースで消費するとかなりコストがかかります。
カラートリートメントでは配合されていない刺激成分も使われているのも気になる点。カラートリートメントにはトリートメント成分も配合され、コスパも優れるものが多いので、リライズに優位性は感じにくいかもしれません。