カラーリンスもいいけどメンズにはカラーシャンプーが絶対使いやすい!

髪や頭皮に優しいカラーリンスが人気

ドラッグストア

メンズの白髪染めと言えば、これまではヘアカラータイプが中心でした。

ドラッグストアやスーパーの白髪染めコーナーを見ても、メンズビゲン・サロンドプロ・ルシードなどメンズコスメブランドのヘアカラーがずらりと並んでいます。

女性向けには、髪や頭皮を傷めにくいトリートメントタイプの白髪染めが多くなってきましたが、男性向けはまだまだヘアカラータイプが主流。

ヘアカラータイプは、1剤と2剤を混ぜ合わせて使う、いわゆる昔ながらの白髪染めです。ワンプッシュで混合剤が一度で出てくるものもありますが、1剤の酸化染料と2剤の過酸化水素水を混ぜ合わせることで、化学反応(酸化)させて髪を染める仕組みです。

キューティクルを開いて染料を髪内部に浸透させて閉じ込めるので、一回使うだけできれいに髪を染めることができ、シャンプーをしてもほとんど色落ちしないのがヘアカラーの特徴です。

手軽に使えてよく染まる反面、髪や地肌を傷めてしまうデメリットもあります。

若い時にはまだ良くても、年を重ね白髪だけでなく薄毛や抜け毛・ボリュームダウンなど髪の悩みが増えてくるメンズには、髪や地肌へのダメージは非常に気になるところです。

そんな中、最近では少しずつですが、メンズ向けにもリンスタイプの白髪染めが販売されるようになってきました。

男性用白髪染めのメンズビゲンからは「メンズビゲン カラーリンス」が販売されており、ドラッグストアでもよく見かけるようになりました。またテレビでもタッキーがCMをしていたので見かけたことがあるという方も多いでしょう。

また40代向けメンズコスメブランドであるLUCIDO(ルシード)からも「ルシード スピーディカラーリンス」が新しく販売されています。

カラーリンスは、シャンプー後の「リンス替わりに使え」て、「髪や地肌を傷めずに白髪を染められる」ことから、白髪染めを面倒に感じる男性や、薄毛や抜け毛など髪の悩みを抱える男性に人気が高まってきました。

カラーリンスの特徴

スピーディカラーリンス

カラーリンスの大きな特徴は大きく二つ。その一つは手間がかからないことです。

シャンプーをしたら水気を切って、そのままリンス替わりに髪に塗って放置するだけです。

地肌に付着しても、地肌を傷める心配も少なく、頭皮を染めてしまうこともありません。

カラーリンスは時短タイプがほとんどで、放置時間も3~5分程度。ヒゲを剃ったり体を洗っている間に染まっています。

後はお湯で洗い流すだけで白髪染めが完了です。

もう一つの特徴は、髪や地肌を傷めずに染められることです。

ヘアカラーはキューティクルを開いて一旦メラニン色素を分解(脱色)してから染色しますが、カラーリンスはキューティクルを開いたりメラニン色素を分解するようなことはなく、髪の表面に染色するため、髪を傷める心配がありません。

また、刺激性の成分も使われていないため、地肌に付着した場合でも地肌を傷める心配が少ないのも特徴です。

これは非常に重要なことで、髪を染める目的だけを考えればヘアカラーが使いやすのですが、髪や地肌を傷めてしまうと、その結果、かえって白髪を増やすことになってしまったり、抜け毛や薄毛の原因にもなってしまう可能性があります。

白髪染めで白髪を増やしてしまったり薄毛になってしまえば本末転倒です。髪や地肌を傷めない白髪染めを選ぶことが大切です。

カラーリンスのデメリット

カラーリンスは手軽に使えて便利なのですが、反面デメリットもあります。

そのデメリットは大きく二つあります。

一つ目は、染毛力が弱いことです。カラーリンスは髪の表面に染色するタイプなので、一度ではきれいに染まらず、使っていくたびに少しずつ髪に色が入っていくものが大半です。髪質や染める環境にもよりますが、3回くらい使って染まる人が多いようです。

またシャンプーをするたびに少しずつ色落ちしてきます。そのため週に1~2回くらいの染め直しが必要になってきます。

もう一つのデメリットは、黒髪の色を変えることができないことです。

ヘアカラーは黒髪も一旦脱色をして染料を入れるので、どんな色にでも思い通りに染めることができますが、カラーリンスは脱色することなく、黒髪にそのまま染料を髪の表面にのせます。そのため黒髪の発色が強く、元の髪色以上に明るいカラーに染めることができません。

白髪を染める際も、黒髪部分に近いカラーを選ばないとムラになってしまうので、カラーの選択肢はある程度限られてしまいます。

カラーリンスはメンズのみ

ちなみに、カラーリンスと言うのは、メンズ白髪染めの独自のジャンルで、女性向けの白髪染めには該当するものがありません。

女性向けには、カラーリンスの代わりにカラートリートメントが多く販売されています。

カラートリートメントも、シャンプー後にトリートメント替わりに使うタイプの白髪染めで、使い方はカラーリンスと同じですが、その違いはトリートメント成分の配合量です。

カラートリートメントには、トリートメントメント成分が豊富に配合されており、白髪を染めながらトリートメント効果も期待できます。

使い続けているとその差は明らかになってきますが、トリートメント成分は高額なので、カラートリートメント自体も高額になっています。

その分、カラーリンスにはトリートメント成分が多く入っていない分、価格も抑えられています。

コストをかけずに白髪染めをする場合は「カラーリンス」を、髪のトリートメント効果や頭皮ケアによる頭皮環境の改善も期待したいのであれば「カラートリートメント」を使うなど、使い分けると良いでしょう。

代表的なカラーリンス

メンズビゲン カラーリンスを実際に使用してみました。

2017年11月25日

手間の少なさならカラーシャンプーが一番

カラーシャンプー

カラーリンスについて色々と書いてきましたが、実は本題はココからです。

カラーリンスも、シャンプーついでに使えて手間がかからないのですが、週に1~2回の染め直しはやはり面倒です。

特に週の途中での染め直しはあまりやる気が起きません。数分のこととは言え、仕事から疲れて帰ってきてから白髪染めをするのは抵抗があるのではないでしょうか。

そうやって考えていると、週末の染め直しも面倒になってきます。せっかくの休みなのに、白髪染めをわざわざするのは面倒に感じてしまうものです。

そんな風に白髪染めを面倒に感じる男性に是非オススメしたいのが、シャンプータイプの白髪染めです。カラーシャンプーとも呼ばれています。

カラーシャンプーは、シャンプーに染料が配合されている面白い白髪染めです。

使い方は、いつものシャンプーに替えて使うだけです。普段通りシャンプーをして髪を洗っているだけで、白髪が染まっていきます。

シャンプーなので、もちろん素手で使えて、通常のシャンプーのように地肌も普通に洗うことができます。放置時間も必要なく、髪を洗ったらそのまま洗い流すだけです。

洗い流すときのお湯に色が着いていますので、湯船など周りに飛ばないように少し注意する必要はありますが、それ以外は本当に普通のシャンプーと同じように使えます。

シャンプーするだけで手間が全くかからないので、白髪染めを面倒に感じる男性にはぴったりの白髪染めです。

カラーシャンプーのデメリット

とにかく手間のかからないカラーシャンプーですが、デメリットもあります。

そのデメリットは「なかなか染まらないこと」です。

カラーシャンプーは、シャンプーで髪を洗いながら髪を染めるため、その染まり方は非常にゆっくりです。使うたびに少しずつ髪に色が着いていきます。

髪質にもよりますが、髪が染まるまでには2週間くらいかかってしまいますので、今すぐ髪を染めたいときには向いていません。

1回染まってしまえば、カラーシャンプーを使って髪を洗っているだけで、髪色がずっと続きますので、白髪染めのケアいらずです。

オススメのカラーシャンプー

カラーシャンプーはあまり種類が多くありません。

その中でも実際に使った上でオススメしたいのが「利尻カラーシャンプー」です。

シャンプーとしての機能と染まり具合のバランスに優れていることがその理由です。

アミノ酸系シャンプーなので髪や地肌に刺激がなく、頭皮の皮脂も落とし過ぎに洗うことができます。アミノ酸系シャンプーながら、泡立ちもよくしっかりと洗うことができます。

肝心の白髪染めとしての機能性も高く、いくつか使ったカラーシャンプーの中でも圧倒的に白髪がよく染まっています。

実際に使ってみた感想も参考にしてみてください。人毛サンプルを使った染まり具合も写真入りで紹介しています。

利尻カラーシャンプーを実際に使用してみました。染まる?染まらない?

2017年9月17日




実際に使って比較してみました!男性用白髪染めランキング

ヘアカラーは強力に染まり色持ちも良く便利なものではあるのですが、どうしても髪や頭皮を傷めてしまいます。

白髪が出始める頃には、徐々に薄毛などほかの髪の悩みも増えてきますので、髪や頭皮には少しでもダメージは避けたいところです。ヘアカラートリートメントであれば、髪や頭皮を傷めることなく、髪を染めることができます。

これまで実際にさまざまなヘアカラートリートメントを試してきましたが、その中でも選んで間違いのないオススメのBest5をランキング形式でご紹介します。