30代、40代になり白髪がちらほら目立つようになってきたという男性も多いのではないでしょうか。
白髪ができる原因は年齢だけではなく他にもいろいろとありますが、白髪染めや美容院でのカラーリングなどで髪や頭皮を傷めることで白髪を増やしてしまうこともあります。
また、実はドライヤーの間違えた使い方も白髪を発生させる原因となっています。
今回はドライヤーによって白髪を増やしてしまうリスクや白髪を増やさないためのドライヤーの使い方のポイント・注意点をご紹介します。
ドライヤーは頭皮に近づけすぎない
男性の中には、早く乾かそうと、ドライヤーを頭皮に思いっきり近づけて熱を与えて乾燥させようとする人がいます。
実はこれは、頭皮にはとても危険なことで、頭皮を刺激してダメージを与えていまいます。また頭皮の乾燥の原因にもなります。
強く刺激を受けた頭皮は、バリア機能を低下させてしまい、髪のターンオーバーが乱れることで古い髪が新しい髪へと生え変わることが阻害されてしまいます。
そのため、通常であれば新しい髪が生え変わってくるはずが、古い髪や白髪などがいつまでも生え変わらない状態のままになり、白髪が増える原因となります。
ドライヤーは、できるだけ頭皮から離して、熱が直接頭皮に当たらないようにすることが大切です。
マイナスイオンや低温ドライヤーなどの機能を利用する
白髪ができる原因は髪や頭皮へのダメージです。強いドライヤーの熱でダメージを受けた髪は傷んで白髪ができやすくなります。
黒い健康な髪が育成されるには、できるだけ髪や頭皮に余分な負担を掛けないことがないより大切です。
高温や強風でドライヤーを使うことは、髪や頭皮にダメージを与え、白髪も発生させやすくなります。できるだけダメージを与えないように、ドライヤーのマイナスイオンや低温ドライヤーなどを使いましょう。
男性用のドライヤーは、あまりこのような機能がついているものが多くありませんので、女性用のドライヤーを使うのも一つの方法です。女性用のドライヤーは、髪へのダメージを意識したものが多く白髪ケアに最適です。
シャンプー後はすぐにドライヤーを使う
シャンプー後、濡れたままで長い間放置したり、自然乾燥などをさせる方もおられます。
実はこれも髪にとってはあまり良くないことです。白髪は、髪や頭皮が不健康な状態の時に増えるものです。
そして、シャンプー後、すぐにドライヤーをすることが大切なのは、濡れた状態の髪や頭皮は、ダメージに弱く、外敵からの攻撃を受けやすい状態になるからです。
濡れたままの状態では、雑菌も繁殖しやすくなり、頭皮が匂ったり、炎症などを起こす場合もあります。
さらに濡れたまま外出すると外気や紫外線の刺激で髪が傷んで白髪を生じやすくします。
できるだけ、すぐに乾かして、髪を清潔な状態に保つことが白髪予防にはとても大切です。
長時間使いすぎない
ドライヤーを使いすぎるのも問題があります。例えば、髪のセットや寝癖直しで、ドライヤーを多用している方は、できるだけ頻度を控え、あまり長時間熱を当てすぎないようにしましょう。
このような過度なドライヤーが、髪や頭皮に刺激を与え、白髪の原因となります。
ドライヤーを使う時間は必要最小限にして、ワックスなどの調髪剤などを上手に利用して、あまりドライヤーを多用しないように気をつけましょう。
注意しておきたいのは、ワックスや調髪剤のなかにも、刺激の強いものもありますので、これも多様は避けたいところです。少しでも髪や頭皮に刺激物となるものを減らしていくことが白髪予防だけでなく髪の健康にはとても大切です。