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利尻昆布配合の白髪染めと言えば
利尻昆布配合の白髪染めと言えば、利尻シリーズの「利尻ヘアカラートリートメント」と「利尻カラーシャンプー」が有名です。
「利尻ヘアカラートリートメント」はカラートリートメントタイプの白髪染め、「利尻カラーシャンプー」はシャンプータイプの白髪染めです。
どちらも人気の高い白髪染めですが、男性ユーザーはまだあまり多くはありません。ネット上の口コミやレビュー記事を見ても女性ユーザーが大半です。
男性の場合は、まだヘアカラータイプの白髪染めを使っている方が多いようです。
ヘアカラーはほとんどのドラッグストアで取り扱いがあることから手軽に入手することができ、一度でしっかり染まるため使い勝手は非常に良いのですが、その反面、髪や頭皮を傷める原因になり、加えてアレルギーの発症リスクも抱えています。
最近では、少しずつですが、ヘアカラーで髪や頭皮を傷めたくない男性や、白髪染めで頭皮が痒くなったり赤くなってしまう男性など、ヘアカラータイプからヘアマニキュアタイプの白髪染めに切り替える方も少しずつ増えてきています。
今回取り上げている「利尻ヘアカラートリートメント」「利尻カラーシャンプー」はどちらも女性向けの製品のイメージがありますが、男性にも非常に使いやすい白髪染めです。
染まりはヘアカラーに比べると劣りますが、髪や頭皮にも優しくアレルギーリスクも低いことから、ヘアカラーからの切替だけでなく、今から白髪ケアを始める方にもオススメです。
年齢を重ねるとともに白髪以外にも薄毛や抜け毛などの髪の悩みはどんどん増えてきます。少しでも髪や頭皮をいたわった白髪ケアの方法が求められます。
利尻昆布成分は何がいいの?
利尻昆布には、カルシウム、鉄、ナトリウム、カリウム、ヨウ素(ヨード)などのミネラル成分、食物繊維が豊富に含まれており、昔から健康食品として食されてきました。
科学的な根拠はありませんが、経験的に昆布には白髪の予防や改善にも効果があることがよく知られています。
白髪染めの場合は、食品として栄養をそのまま摂取できるわけではありませんが、髪に使うことで健康な状態に保つ働きが期待できます。
また、昆布はネバネバとしているのが特徴ですが、このネバネバの元となる成分が「アルギン酸」と「フコイダン」です。
昆布は海流の強い環境の中で生きているため損傷が避けられません。ネバネバ成分には、自らが傷ついたときに傷をふさぎ修復する物質が含まれているのです。
また昆布のネバネバ成分には高い保湿力があり、海面から露出しても水分が維持され、すぐに乾燥してしまわないという働きもあります。
このような働きから、利尻昆布に含まれる「アルギン酸」「フコイダン」には、髪のダメージを補修したり、髪や頭皮の潤いを保つ働きも期待できます。
肌トラブルの多くは乾燥が原因と言われています。忘れがちですが、頭皮も肌の一部です。頭皮の乾燥は頭皮トラブルの原因になることが多く、頭皮環境が悪化すれば白髪や抜け毛を増やす結果にもなってしまいます。
利尻シリーズは白髪染めではありますが、利尻昆布成分を中心にトリートメント成分が豊富に配合されており、使うたびに髪の健康を保つ効果が期待できます。
利尻昆布成分配合の2つの白髪染め。それぞれ特徴がありますので、ご自分に合った白髪染めを選んでください。
「利尻ヘアカラートリートメント」はどんな白髪染め?
「利尻ヘアカラートリートメント」は、トリートメントタイプの白髪染めです。
シャンプーをした後にリンスやトリートメントに替えて使います。
いつもどおりにシャンプーをして髪・頭皮を洗ってから、髪の水気を軽く切ったら、「利尻ヘアカラートリートメント」を適量手に取り髪全体に塗ります。後は10分ほど放置して洗い流すだけで白髪染めが完了です。
1回でもよく染まりますが、髪質によっては染まりきらないこともあります。染まりが弱い場合でも2~3回染めるとしっかり染まります。
染めた髪はシャンプーをするたびに少しずつ色落ちしてきます。髪質によっても差はありますが、色持ちは概ね1週間から10日程度。
染め直しの頻度は2週間に一度程度、白髪が気になる方なら1週間に一度の染め直しで白髪を気にせずに過ごすことができます。
名前のとおりトリートメント化粧品でもあり、白髪を染めながら、髪のダメージ補修の効果も期待できます。
ヘアカラーを使った後は髪がパサついたりすることがありますが、「利尻ヘアカラートリートメント」は、使うたびに髪にコシやハリが出て髪もふんわりと立ち上がってきます。
ジアミンやパラベン、酸化剤、人口香料が使われていないのはもちろん、それ以外にもタール系色素やシリコーン、鉱物油など少しでも髪や肌に刺激になる添加物が入っていないので、とにかく頭皮に優しく、肌が弱い人でも安心して使うことができます。
「利尻ヘアカラートリートメント」の染まり方
1回目からしっかり色が入っています。
光に反射して白く見える毛もありますが、実際にはムラなくきれいに染まっています。
1回目から3日後に染めました。
1回目でもよく色が入っていましたが、もう少し色味が濃くなっています。
2回目から3日後に染めました。
2回目と比べてもほとんど色味に変化はありません。マットな黒の色合いで、なかなか良い感じの染まり具合です。
「利尻ヘアカラートリートメント」はこんな男性にオススメ
- 永く使っても安心の白髪染めを使いたい人
- 定期的に染め直しにしても、できれば一度でしっかり白髪を染めたい人
- あまり費用をかけずに経済的に白髪ケアを続けたい人
- 白髪を染めながら髪のコシやハリを取り戻したい人
「利尻カラーシャンプー」はどんな白髪染め?
「利尻カラーシャンプー」は、シャンプータイプの白髪染めです。
一般的な白髪染めと違いシャンプーをするだけで白髪を染めることができます。
使い方は簡単で、いつものシャンプーに置きかえて使います。湯シャンで髪の汚れを洗い流したら、「利尻カラーシャンプー」を手に取り、両手で泡立てて髪を洗うだけです。髪と頭皮をよく洗ったらそのまま洗い流します。面倒な放置時間もありません。
使い方は便利ですが、「利尻ヘアカラートリートメント」のように1回では白髪はほとんど染まりません。髪質にもよりますが、白髪がある程度目立たなくなるまでは2週間程度かかります。
白髪が目立たなくなってくれば、毎日でもなくても、髪色の状態を見ながら2日置きくらいにカラーシャンプーを使うことで継続的に白髪をケアすることができます。
「利尻ヘアカラートリートメント」同様、ジアミンやタール系色素、パラベン、酸化剤、鉱物油、香料、シリコーンなど髪や肌に刺激になる添加物は一切入っていないため、肌が弱い方でも安心して使えます。
「利尻カラーシャンプー」の染まり方
1回目ですので染まりはかなり薄いです。
地毛で使えばもっと色付きは薄いです。
使うごとに少しずつ色が濃くなっています。
光の加減もありますが、1週間を過ぎると色味はかなり濃くなってきました。
きれいに染まっていますが、カラートリートメントに比べると色味は薄めです。
「利尻カラーシャンプー」はこんな男性にオススメ
- 手間をかけずに白髪ケアをしたい人
- 定期的な染め直しを面倒に感じる人
- 完全に染まらなくても白髪が目立たなくなればよい人
- 永く使っても安心の白髪染めを使いたい人
「利尻ヘアカラートリートメント」と「利尻カラーシャンプー」の比較
分かりやすいように「利尻ヘアカラートリートメント」と「利尻カラーシャンプー」を比較してみます。
利尻ヘアカラートリートメント | 利尻カラーシャンプー | |
---|---|---|
容量 | 200g | 200mL |
放置時間 | 10分 | なし |
染め直しの頻度 | 10日に一度程度 | 基本的に毎日 (髪に色が入れば数日に一度) |
匂い | 無臭 | 無臭 |
頭皮への刺激 | 刺激なし | 刺激なし |
価格 | 3,300円(税込) | 3,850円(税込) |
初回価格 | 2,200円(税込) | 1,925円(税込) |
染料 | 塩基性青99、塩基性茶16、塩基性赤76、塩基性黄57、HC青2、HC黄4、水溶性アナトー、クチナシ青、シコンエキス、ウコン根茎エキス | 塩基性青75、塩基性茶16、塩基性赤51、塩基性黄87、塩基性青99、HC黄4、HC青2、ムラサキ根エキス、ウコン根茎エキス、加水分解クチナシエキス、水溶性アナトー |
カラー | 4色(ブラック・ダークブラウン・ナチュラルブラウン・ライトブラウン) | 4色(ブラック・ダークブラウン・ナチュラルブラウン・ライトブラウン) |
「利尻ヘアカラートリートメント」「利尻カラーシャンプー」のどちらも、塩基性染料・HC染料・植物染料の組み合わせで染める仕組みです。
どちらも匂いがほとんどなく、頭皮への刺激なく染められますが、大きな違いは「放置時間」と「染め直しの頻度」です。
「利尻ヘアカラートリートメント」は、毎回10分程度の放置時間が必要ですが、10日に一度程度の染め直しで済みます。
「利尻カラーシャンプー」は、放置時間は不要で、シャンプーをしたらそのまま洗い流すことができますが、基本的には普段使いのシャンプーと置き換えて毎日使うことになります。
とにかく白髪染めに手間をかけたくない方や完全に髪を染めてしまわなくてもある程度白髪が目立たなくなれば良いといった方には「利尻カラーシャンプー」、定期的に染め直しが必要でもしっかりと染めたい方やコストを抑えて白髪ケアを続けたい方には「利尻ヘアカラートリートメント」がオススメです。
ご自分の使い方に合った白髪染めを選んでください。