カラーリンス対決!メンズビゲンVSルシード 実際の染まり具合を比較

メンズビゲンVSルシード

髪や地肌を傷めずに使える「カラーリンス」

これまでメンズ白髪染めと言うと、酸化染料を使ったヘアカラーが一般的でした。

ドラッグストアで白髪染めコーナーを見ても、男性向けの多くの商品はヘアカラーです。

ヘアカラーは、一度使えばきれいにカラーが入り色の持ちも良く使い勝手は非常に良いのですが、気になるのが髪や地肌への影響です。

「白髪は気になるけれど髪や地肌が傷みそう」「白髪は嫌だけど抜け毛が増えてしまったり薄毛になるのはもっと嫌」など、ヘアカラーの使用を心配に感じているメンズも多いようです。

そんな心配をもった方に人気が高まっているのが、髪や地肌を傷めずに、手軽に白髪を染められる『カラーリンス』です。

女性向けの白髪染めではトリートメント成分が多く配合された『ヘアカラートリートメント』が人気ですが、カラーリンスはヘアカラートリートメントからトリートメント機能を除いた商品のような位置づけです。

トリートメント成分の配合にはコストがかかるため、ヘアカラートリートメントは高額なものが多く3,000円が価格の中心帯です。その点、カラーリンスは高くても1,000円前後で購入できます。

カラーリンスはトリートメント効果はほとんど期待はできませんが、男性の場合は、トリートメント効果よりも、髪や地肌を傷めずに白髪を染めるという目的を低コストで実現できることに価値を感じる方も多いと思います。

実際には、髪の悩みの多い男性にこそヘアカラートリートメントがオススメではあるのですが、高額でもあり、白髪染めを初めて使う方やヘアカラーから切り替えをお考えの方などは、まずはカラーリンスを試してもらいたいと思います。

カラーリンスもヘアカラートリートメントもシャンプーついでに使うタイプなので手軽に使えますが、ヘアカラーに比べれて色持ちが短いのが特徴でもありデメリットでもあります。シャンプーのたびに色落ちしてくるため、色持ちの良いタイプでも2週間に一度、色持ちの短いタイプであれば週に2回程度染め直しが必要になります。

人気のカラーリンスを比較

カラーリンスはあまり種類は多く出ていませんが、メンズ白髪染めで有名な「メンズビゲン」と「ルシード」からもそれぞれカラーリンスが発売されています。

  • メンズビゲン・・・メンズビゲン・カラーリンス
  • ルシード・・・ルシード ・スピーディカラーリンス

どちらもシャンプー後に軽く水気を切ってリンス替わりに手軽に使うことができます。

似たような商品ではありますが、放置時間や匂い、色数、価格などに違いがあります。

また同じブラックカラーでも染め上りは微妙に違いがあります。人毛サンプルを使った染まり具合も比較してみたいと思います。

カラーリンス:メンズビゲンとルシードの違い一覧

 メンズビゲン
メンズビゲン・カラーリンス
ルシード
ルシード スピーディカラーリンス
容量160g160g
放置時間5分3分
匂いシトラスマリンの香り無臭に近い
刺激少ない少ない
染め直しの頻度週2回程度週2回程度
価格1,000円前後850円前後
カラー3色(ナチュラルブラック、アッシュブラック、ダークブラウン)2色(ナチュラルブラック、ダークブラウン)

ルシードは以前は「ボリュームアップ・カラートリートメント」と言う商品名でカラーリンスを販売していましたが、放置時間を5分から3分に短縮してスピードを訴求した「スピーディカラーリンス」にリニューアルされました。

メンズビゲン カラーリンスを実際に使ってみた感想

手に取った感じは少し柔らかめのテクスチャです。一般的なヘアカラートリートメントとコンディショナーの間くらいの固さです。匂いは少ししますが、気になる匂いではありません。

1回染めた状態ではほとんど変化なし。週3回で2週間ほど染めたあと徐々に色付いてきました。説明書きには放置時間5分とありますが、もう少し長めに置いた方がいいかと思います。

メンズビゲン カラーリンスを実際に使用してみました。

2017年11月25日

ルシード スピーディカラーリンスを実際に使ってみた感想

スピーディカラーリンスを手に取る

手に取った感じは普通のリンスほど水気は多くなく、一般的なカラートリートメントと同じくらいかやや柔らかめのテクスチャです。手にのせて垂れてくるような固さではありませんが、手で広げやすく塗りやすい固さです。

匂いはほとんどありません。淡い匂いはしますが、意識しないと分からないくらいなので気になることはありません。

LUCIDO(ルシード) スピーディカラーリンス

LUCIDO(ルシード) スピーディカラーリンスを実際に使用してみました。

2018年11月20日

実際の染まり具合比較

メンズビゲンとルシードの実際の染まり具合を、美容院でも使われてる人毛サンプルを使って染め比べしてみました。

比較したのは、男性に使いやすいカラーでもあるナチュラルブラックです。

1回染めた状態

1回目の染まり具合

どちらも一度では色付きは弱い状態です。特にメンズビゲンはかなり薄い色合いです。

3回染めた状態

3回目の染まり具合

3回染めるとどちらも色が濃くなってきました。
ルシードは3回目でほとんど満足できる色合いにまで染まっています。

5回染めた状態

5回目の染まり具合

5回目です。メンズビゲンもきれいに染まっています。
どちらもナチュラルブラックですが、染め上りの色味は微妙に違っています。
メンズビゲンはややグレーが入ったブラックでマットな仕上がり。
ルシードは黒みが強く、メンズビゲンに比べるとツヤがあります。

しっかり濃いめに染めたいならルシード、ややグレーがかった髪色に染めたい場合やマットに染めたいならメンズビゲンが使いやすいです。

ただし、地毛の場合はキューティクルがしっかりしており、人毛サンプルと比べれば染まりが弱くなります。また髪質や染める環境によっても染まり方は変わる場合があります。

色持ちは実測でどちらも4~5日程度。週に1~2回の染め直しが必要になります。

色持ちの良いヘアカラートリートメントが希望ならこちらのページも参照ください。

利尻ヘアカラートリートメントを実際に使用してみました。

2016年12月2日



メンズビゲンVSルシード

実際に使って比較してみました!男性用白髪染めランキング

ヘアカラーは強力に染まり色持ちも良く便利なものではあるのですが、どうしても髪や頭皮を傷めてしまいます。

白髪が出始める頃には、徐々に薄毛などほかの髪の悩みも増えてきますので、髪や頭皮には少しでもダメージは避けたいところです。ヘアカラートリートメントであれば、髪や頭皮を傷めることなく、髪を染めることができます。

これまで実際にさまざまなヘアカラートリートメントを試してきましたが、その中でも選んで間違いのないオススメのBest5をランキング形式でご紹介します。